第50回 「終わらない明日へ」 うあ……なんかやっぱ微妙にショックだ……。 わかってた。 死ぬのは覚悟してた。 それは最初からずっと自分に言い聞かせてた。 けどさ。 何がショックって、ラウの叫びがさ……。 ところどころ、すごい切なくってさ……。 キラが、「力だけが僕の全てじゃない!」って云ったのに対して、 「わからんさ、誰にも」 って叫んだじゃないですか。 あれってきっと、自分のことも云ってたんじゃないのかなって思うのです。 一個人ではなくクローンとして生まれ、 普通の子供たちと違って、『その子自身』が望まれて生まれてきたわけじゃなくて、 生まれてからずっと、『クローンとして』しか見られなかったわけでしょう? そうやって、多分そのころ色々あって、『オリジナル』の子供と出会って、『オリジナル』を殺して、 そうしてどうやったかは知らないけどザフトに入ってパトリックに取り入って、 アズラエルと繋がってあれこれ画策して。 戦禍は拡大して、それでも眉一つ動かさないで(いや見えないけどさ) あの人、いつから人を殺すことに躊躇いがなくなったんだろう…? もしかしたら最初から、かな? 今回もどっかで、人を『モノ』扱いしてたからな…。 あぅ。 何だか、終わってから速攻チャット入って色々語りまくってたら少し気が晴れた気がします。 つーかあのチャット濃すぎだから内容!(笑) あれが普通なのかなぁ? ちょっと、今回は冷静にツッコミを。 ラウの部分は、見返してないんでそう大層なこと語れませんが。 (語る気だったのか)←語る気でした。つーか語りますよそのうちすぐ。 まずOP。 エターナル勢に、結局イザークは入りませんでしたね? あの隙間は一体なんだったわけ? 初期の頃は、どうやらハロだかトリィだかがいたっぽいからまだバランスは良かったんだけど。 あれー? 結局入らないって、どういうことさ? DVDでいきなり差し替えがあったら笑うぞ私? ラウ、ムウの死を知っても反応なかったですね……。 この程度のことでお前も死ぬのか、とか思ってるのかな……。 でも何にも思わなかったわけじゃないよね、きっと。 ちゃんとどこかで、ほんの少しでも考えてるよね、ムウのこと。 キラが何かを感じる。 →感じ合い? キラとラウの感じ合いも意味不明でしたね。 あれには意味があるの? ラウとキラには何の繋がりもなかったはずだぞ?? ていうか艦長……。 そこであんたが泣いて責任放棄したら、今までムウたちがやってきたこと、全部水の泡じゃないか……。 子供たちでさえこの状況でも自分たちの仕事どうにかこなしてるんだからさぁ。 あなたこそがここで踏ん張るべきじゃなかったの? 涙を流すのはいい。 けれど、毅然と前を見て行けなければ、それこそムウが死んだ意味がないでしょう? ムウならきっと、あなたが死んでも前を見ていられるよ。 悪い意味ではなく。 愛しているなら、愛しているからこそ、その人が本当にしたかったことを継ぐべきでしょう? 今のラウの口からアズラエルの名が出るとは思いませんでした……。 てっきりスルーされるのかと。 アズラエルとラウの関係も結局わかんないまんまだったしな。 あんだけブルコス思考に染まった男が、利害が一致したとはいえコーディ(表向きだけど)に協力するとは思えないのだけど。 まさかアズラエルがラウの正体知ってたとは思えないけど……。 それともあれか? アズラエルの部下がラウに情報流してたってだけか? ラウvsキラ。 前半のラウは、目がぎょろっとしてて怖かったです。 驚いたときにどうして仮面の目まで見開く必要があるんだ(爆) ラウにとってキラは、人間の欲望(望み)の具現化なのでしょうね。 愚かな人間たちが望み、願った最高の形の人間。 だからこそキラを憎んだというのもあるのかもしれない。 自分は人格さえ否定されたクローン(ただの代わり)であるのに対し、彼は望まれて生まれた存在。 しかも、あの愚かしい人間たちの欲望の集大成。最高のコーディネイター。 「力だけが僕の全てじゃない!」 そうでしょうね。 そうなんでしょうね。 けれど、誰もがそう思ってくれるわけではないでしょう? あなた自身、云ったじゃないですか。 「気持ちだけで何が守れるって云うんだ」って。 力が全てだと、思う人間もたくさんいるんですよ。 わかっているんでしょう、本当は? 世界はそんなに素晴らしいものではない。 だからこそ、きっと、彼は憎んだんですよ。世界を。全てを。 「わからんさ、誰にも!」 キラに対してのこの呼びかけは、彼自身の心の叫びだった気がする。 もし誰かが気づいてあげていれば。 クローンでないあなたが必要とされているんだよ、と云ってあげていれば。 そうしたら、何かが変わっていたと思うのです。 きっと彼は、誰からも『彼』に気付いてもらえなかったんじゃないかな。 『誰か』に『彼自身』を愛して欲しかったんじゃないかな。 けれどおそらく、愛を欲する以前に、彼は愛を知らなかったんじゃないかな。 この辺一体は私の妄想かもしれませんが。 私はこう思うのです。 フレイが幽体に……! ありえない、あんな科学の世界で!! つーかそもそも、キラがあのシャトルを助けに行かなければ撃たれる確立は激減したのでは? と思う私はひどいでしょうか? だってラウはあんなシャトルひとつに何の思いも抱いてないんだから、邪魔にならなければ放っていたと思うのですよ。 感動はしなくもないし、フレイも成長したなぁとは思いますが、 ちょっとありえなさ過ぎて困った……。 せめて、一度生身で会ってれば別だけどさ……。 久し振りに会ったフレイが、しかも機体とシャトル越しに見たフレイが、何を考えてキラに何を伝えたいかなんて 本当にわかるんかい、と思ったのですがどうなんでしょう。 救命ポッドからの叫び声だけじゃん……なんなんだろう、あれ?(汗) あれならまだ、ラウの攻撃に対し諦めかけたキラの前にラクスの幻が現れる方がわかる気がする……。 パトリックの暴走。 後戻りがきかなくなって、彼はもう進むしかなくなってしまったんですね。 全てを失って狂ってしまった人。 可哀想な人。 せめてもう少しだけ、幸せになって欲しかった。 最後まで息子に呆れられてるって切なすぎる。 ねぇアスラン? お父さんのこと、ちゃんと考えてあげようよ。 どうして狂ってしまったのか、どうやったら止めることができたのか、ちゃんと考えてあげないと。 だってあの人は家族を愛していたんだから。 「君の歌は好きだったがね。だが世界は、歌のように優しくない」 この台詞にはぐっときた。 彼は知っていた。 偽りの優しさを。 『優しさ』を知っていても、きっと本当に実感することはなかったんだろうな。 つーかぶっちゃけ、ラクスの歌とクルーゼ、なネタは使おうとしてたんですよ。 どうすっかな……。 まぁでも、どうにかなるか。 アスカガと一緒にいる見慣れぬパイロットスーツの人は誰ですか。 アストレイの人ではないんですか。 前にちらっと出た黄色い戦艦に乗ってた人じゃないんですか。 つーかここでわけわからん人出すなよ(汗) 私はまだアストレイの小説は読むけどさぁ……。 どうにかしてくれよホント。 隊長の最期。 脱仮面だったのに顔が見えない。 それって。 それって。 それって。 それってどうよ? いーんだけどね別に。 途中からは下手に見せられるくらいなら見えないほうがいいやとか思ってたからね。 けどさ。 ……あのジェネシスの爆発(?)に巻き込まれながら仮面だけ残るってのはありえないと思うのですがいかがだろう?? カガリの台詞にはやられた。 いいこというよな。 アスランは結局、自己犠牲の人なのだと思う。 周りがよければ自分はどうなっても、という極論に達しちゃう人。 逆にキラとカガリは、できるなら自分もみんなも助かろうよ、って思うタイプ。 つーかラストさ……。 ぶっちゃけ、わけわかんなかったです。 それでいいのか、と思った。 地球・ザフト両軍が衰退したから停戦しましょう? それってどうよ? 戦争を終わらせる、っていうのは、一刻も早く犠牲を出さないようにする、ってことじゃないの? あれじゃあ、別にキラたちが止めなくてもいつかは戦争が終わってたよ。 あぁぁぁ、つーかダメじゃんそれ……(汗) あと、キララクは公認のくせにほとんど出てないのはなぜでしょう? むしろキラフレとアスカガの方が目立ってたぞおい。 しかも最後の最後で、キラカガのアスキラってどうよ。 最後でアスキラ。 いいんだけど、いいのか?? 実は今回のは、まだ本放送見ただけで見返してないのです(汗) またじっくりみたら書き足すかもしれません。 |