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** 警告 ** 以下は、修正と一部削除した部分はございますが、基本的には アニメそのままですのでほぼ完全にネタバレとなります。 あらかじめご了承ください。 なお、キャラクター以外はアニメの名称そのままを使用しているため、 アニメをご覧になっていない方にとっては大変不親切なものと なっておりますので、不明な点などは公式サイトなどでご確認くださいませ。 ギル=静留、ラウ=なつき、舞衣=レイ としてお読みください
決戦の日を前に、ともに夜を過ごすレイとラウ。
その翌日、全てが決まる朝、ラウはレイに云った。 「私はおそらく生き残れない。全てをお前に託す――レイ」 情報屋のヤマダが餞別にと用意してくれたバイクに跨ったラウは、レイを振り返り微笑む。 「お前に出会えて、良かった」 「俺もです、ラウ」 レイもまたラウに小さく微笑み、ラウはその場から去っていった。 生徒会室でゆっくりとお茶を飲むギルバート。 バイクに乗ってそこに突っ込んでくるラウに、ギルバートは笑みを向ける。 「相変わらず、突然だな」 ヘルメットを取り、ラウはきつくギルバートを睨みつけた。 「私はこれ以上、お前にあんなことをさせるわけにはいかない」 「やはり、私の想いは受け入れてもらえないのだね。なら……!」 ギルバートのチャイルド、清姫が召還される。 その手から逃れるように部屋を飛び出すラウを、ギルバートは追う。 屋上までラウを追い詰めたギルバート。 「すまないね。お前を苦しめるつもりなど、本当になかったのだよ、ラウ……。し かし私は、やはりお前が好きなんだ。――清姫」 清姫の上より命令を下し、ラウに迫るギルバート。 「だから、例え恨まれても、、私のものにしてみせる」 追い詰められたラウは、バイクを捨てて屋上から躊躇うことなくその身を投げ出す。 「なら私は、お前を止めてみせる。私自身の、全てをかけて」 屋上から落ちていくラウ。 しかしその手には、エレメントの銃が出現し。 ラウは、その名を呼んだ。 「デュラン!」 再び生まれ出でたデュラン。しかしその大きさはそれまでの比では なく、清姫に並ぶほどのものとなっていた。 デュランの頭に降り立ち、ラウは云い放つ。 「チャイルド……大切な人への想いが生み出す、異形の子」 その瞳は、ただ真っ直ぐにギルバートに向けられて。 「――想いの強さは、力となる」 屋上からさらにラウを追うギルバート。 その顔は、ただ苦しげに歪む。 「そんなに私が嫌いか……?」 ギルバートのエレメントに身を拘束され、ギルバートの元へと引き寄せられるラウ。 「もう離さない。お前は私のものだ」 しかし、ラウは抵抗もせずにギルバートを抱きしめ、さらに自らギルバートにキスをした。 それはとても軽いものではあったが、驚きに目を瞠るギルバートは、呆然とラウを見つめ返す。 「ギル……ずっと誰も信じられずにいた私に、初めて踏みこんできてくれたのは、お前なんだ」 それまでの暴走が嘘のように静かにラウの言葉を聞き入るギルバートに、ラウは微笑む。 自分の本当の気持ちを、伝えるため。 「でも、やはり私は、お前の望むような気持ちは持てない。それでも、私を好き になってくれたことは嬉しい。私はお前が好きなんだ、ギルバート。――だから」 ラウ、後ろを振り返り、未だ交戦中のデュランと清姫を見やる。 「デュラン! ロードシルバーカトリッジ!」 ラウの言葉に、息をつめるギルバート。 「てー!!」 ラウの声により、デュランは自身に絡みつく清姫に攻撃を。 清姫は爆発し、デュランもまたそれに巻き込まれる。 爆風から守るように、ラウはギルバートを抱きしめていた。 ラウの腕の中で、ギルバートはぽつりと呟く。 「嬉しいよ……ラウ」 消えるさなか、ラウは微笑みながら云った。 その目にはなんの悔いも残りはしない。 「あとは頼む、レイ」 萌えー!燃えー! |